葡萄樹の剪定・・・


勘違いされている方が多いようです。

ギュイヨ・サンプル。

ギュイヨ・ドゥーブル。

コルドン・ド・ロワイヤ。
(コルドン・サンプル、コルドン・ドゥーブル)

ゴブレ。

有名なところでは以上の様な剪定方法があるのですが、

問題は上から3ッ目の

コルドン・ド・ロワイヤです。

コルドン・ロワイヤルと表記されていることが多いいですが、
コルドン・ド・ロワイヤです。

辞書に載っていない言葉なので、
1スペル違いで辞書に載っている、
ロワイアルだと思ってしまうのでしょうか。

正しいのは、Cordon de royat.

ロワイヤは、農業学校の名前です。

ちなみにロワイアルは Royal.

字面・・・似てます。

以下は間違いではないですが・・・

ギュイヨ・サンプル、

ギュイヨ・ドゥーブルも

それぞれ

ギヨー・サンプル、

ギヨー・ドゥーブル

とボルドー地方では発音されるようです

(日本のワイン教本も表記はこちらが多数)

が、ブルゴーニュでは通じないです。

以前ご紹介したピノ・ノワールの写真。

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ブラの太さ、数、クロッシェの仕立て方など、ギュイヨ・サンプル仕立てから
およそ4回目位の剪定で完成した
コルドン・ドゥーブル仕立てのように見えます。

例えば もしこれが、ギュイヨ・ドゥーブルの画像ならば、
その方法で仕立てているヴィニュロンは
コート・ド・ニュイにはあまり居ないそうですから
この畑はコート・ド・ボーヌの北でしょうか。と言うことにもなります。

想像するのも楽しいですね。