月別アーカイブ: 2014年7月

ドメーヌ セラファン ペール・エ・フィス ジュヴレイ・シャンベルタン V・V 2007年・・・

先日 新婚旅行でブルゴーニュを訪れた元エピスタッフであり後輩の斉藤君が お土産に と持ってきてくれたワイン。

成田に着いたその足で届けに来てくれました。

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試飲訪問先の
ドメーヌ セラファン ペール・エ・フィスでワインを購入、サインまで頼んでくれたようです。

私やエピスタッフにそそのかされ
まさかの新婚旅行先がブルゴーニュ。
奥様 ごめんなさい。

でもとても楽しかったみたいで
そそのかした方はほっとひと安心です。

次は いつものあのフレンチレストランで報告会だね。

駿君、さかえちゃんありがとう。

クリュッグ クロ・デュ・メニル ヴィンテージ2000・・・

クリュッグ六代目のオリヴィエ・クリュッグ氏
が同社のトップキュヴェと位置づけ 瓶詰め本数の少なさもさることながら お値段も最高額。

勿論仕入れ金額の個体を手に入れるのであれば割り当てでしか買えません。

そのような理由から
まさかエピでこのシャンパーニュを扱える日が来るとは夢にも思いませんでした。

クリュッグ クロ・デュ・メニル
ヴィンテージ2000。

メニル・スュール・オジェのシャルドネ100%、単一ヴィンテージ。

アッサンブラージュを得意とするこのメゾンに於いてある意味 特別な例外。

特にこの2000年は評価が高いです。

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御興味あれば幸いです。

 

テロワール・エ・シニアチュール・ド・ブルゴーニュ試飲会にお邪魔して参りました・・・

国内外輸入、輸出業者50社によるブルゴーニュワインだけの合同試飲会に参加して参りました。

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総本数約500本のワインを3時間で一気に試飲します。

後半というか 10本も試飲すれば舌が鈍くなりますから はじめのうちに店で使いたくなるようなアイテムをリストの中からチェックして 各インポーターのブースに直行します。

ワインリストに華を添える高級希少ワイン選びと違い
グラス使用や手頃な価格の実用的食中酒を探す場合、大事なのは試飲するワインの抜栓時間で 試飲する度に担当者に何分、もしくは何時間前の抜栓か確認します。

開くのが早ければ早いほど良いのではなく、抜栓してからなかなか開かないワインも実は 一日でボトル一本売り切れないウィークデー等には長持ちするので重宝します。

造り手と畑の知名度に対する価格とのバランスで購入の幅は大いに広がります。

購入を考えながらの試飲は実に楽しいです。

直接取引きさせていただいているインポーター社が7社出店なさっていたのでご挨拶かたがた普段聞けない造り手の話などを随分と伺う事が出来 とても有意義な時間を過ごせました。

とはいっても500本の試飲は仕事の合間の休憩時間ではこなせない本数でしたので エピ定休日と重なって幸運でした。

インポーター各社のスタッフの皆様お疲れ様でした!

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ドメーヌ コルディエ ぺール・エ・フィスとブルゴーニュ生産者を招いての試飲会・・・

ここ数年エピの白のグラスワインとして使わせて頂いている
クリストフ・コルディエ氏が当主をつとめる
ドメーヌ コルディエ ぺール・エ・フィス。

エピで使用しているキュヴェは
アペラシオン・コントローレ
ブルゴーニュ ブラン
ジャン・ド・ラ・ヴィーヌュ。

この価格帯で恐らくトップクラスの濃度を感じるシャルドネ種で造られたワイン。
人気の為現在は完売中ですが、夏の終わり頃には再び入荷する予定です。

私はまだ現地試飲を果たせていませんが
お世話になっているインポーター社が
先月渡仏の際撮ったクリストフ氏の写真を送って下さったので御紹介します。

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グラン・クリュのワインを造って頂きたい造り手の筆頭です。

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生産者とこのように畑に出向けたら本当に楽しいです。

エピの御客様にも彼の大ファンの方々が沢山います。

インポーター社が羨ましいです。
秋田さん、向井さんありがとうございました。

ところで先日、帳合先と輸入業者共同の生産者来日に伴い行われた試飲会にお邪魔して参りました。

1989年にコート・ド・ボーヌ最南端のAOC として誕生したマランジュ。

その村に嫁いで約10年。
ドメーヌ シュブロのマダム、
シュブロ・かおりさんはドメーヌの輸出を担当しています。

日本のワイン好きでこのドメーヌを知らない人はいませんね。

ロゼワインの キュヴェ ”SAKURA ” は
フランスでも大人気です。

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とても親しみやすく美しい女性で ご主人はとても幸運な方です。

マランジュの白を発注しましたので届くのが楽しみです。

創業130年
ドメーヌ ルー  ぺール・エ・フィスの
セバスチャンとマチュー兄弟。向かって左が御兄さんのセバスチャンです。

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お会いするなり

「貴方は背が高いですね!」

と声を掛けられました。

サン・トーバンに強い思い入れのあるドメーヌで、写真をお願いしたときも
お二人はサン・トーバンのブティユをおもちになりました。

サン・トーバン村にいくつかのセラーをお持ちになっていて そこを一日中往復しているそうなので 「村に来てくれたら必ず会えます」とおっしゃってました。

2012年 コルトン・シャルルマーニュ
グラン・クリュ

2012年 シャサーニュ 一級レ・マシュレル、
アムルーズ真下に位置する
2012年 ヴージョ 一級レ・プティ・ヴージョが特に秀逸でしたのでその場でオーダー。

ドメーヌ フィリップ・パカレの輸入元でもあるこちらの会社ですので
フィリップ・パカレ氏のワイン

白の2012年 ポマール、

2012 シャンボール ヴィラージュ、

とくに秀逸だった
2012 シャンボールのプルミエ・クリュも
オーダーさせて頂きました。

諸々お楽しみに。

シャトー ディケム 2000年・・・

間があいてしまいました。

ワイン会 最後のワインを御紹介します。

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シャトーディケム 2000年。

余り目にする機会のない2000年ですが 今後どんどん市場に出回ることになると思います。

葡萄の樹一本からグラス一杯分の量のワインしか造られないという 超希少ワイン。

セミヨンとソーヴィニョンブランから造られる貴腐ワインの最高峰。

(因みに貴腐がつかなかった葡萄は
“Y”イグレックとしてリリースされます。)

値段の高さもさることながら その上品な甘味からデザートワインとして飲まれる事が多く 食中酒的利用をあまりしないので なかなか意を決したとき以外はオーダーまでは行き着かないワインの筆頭ではないでしょうか?

トゥール・ダルジャンに納品された個体を手に入れてから7年間エピのセラーで保管していましたので常態は折り紙つきです。

さて抜栓。

甘いフルーツの香りがグラスの中から溢れ出ます。

香りにたがわぬ味はいままでに抜栓した事がある他のヴィンテージの どのイケムよりもたっぷりとした濃度の液体でしたが、
“甘くてボトル一本はキツイ” というイメージを覆すものでした。

スッキリしていて凝縮された甘味は華やかなフルーツのイメージ、ほのかに感じる酸味とあいまって飽きが来ない。

この酸味は 抜栓のタイミングというよりは2000年というヴィンテージの恩恵なのだと思います。

参加者皆様お気に召した様で準備したかいがありました。

皆様お疲れ様でした!