月別アーカイブ: 2015年1月

2012年ヴィンテージ入荷のお知らせ・・・

稀少ワイン第2弾が入荷しました。

ドメーヌ ジョルジュ・ルミエの2012年物。

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「ブルゴーニュ・ルージュ」

「シャンボール・ミュジニー村名」

「シャンボール・ミュジニー
プルミエ・クリュ ”レ・クラ“」

「モレ・サン・ドゥニ プルミエ・クリュ
”クロ・ド・ラ・ブシェール“」

「ボンヌ・マール グラン・クリュ」

2012年は例年より更に生産本数が少なく ただでさえ稀少なこのドメーヌのワインは入手困難です。

御興味あれば幸いです。

ワイン輸入会社の知人、ブルゴーニュ在住の友人の話によると 2014年ヴィンテージから収量も上がり 生産本数も2005年並に増える様なので愛好家はひと安心ですね。

来週は
ドメーヌ セラファン ペール・エ・フィスのリーズナブルなワイン、
来月上旬には
ドメーヌ ダビッド・デュバンのグラン・クリュが入荷予定です。

入荷次第お知らせします。

ちびたさんのワイン会 御報告その4・・・

ドメーヌ ジョルジュ・ルミエ
ボンヌ・マール グラン・クリュ
2011年。

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2011年は4月から6月の夏の様な暑さが影響してヴェレゾン時期の本来葡萄が酸を蓄えたい時にそれが基準値ギリギリだったこと、
その後に訪れた冬の様な寒さの7月が糖度の上昇を遅らせたことが喧伝され 平均的なヴィンテージといわれてしまっている年です。

INAO による葡萄糖度の抜き打ち検査が畑に於いて行われていたそうですから相当例年とは違ったのでしょう。

糖度に関してクリアしなかった葡萄はデクラセされていて 雹による弊害等もあいまって生産本数の減少に拍車をかけました。

(酸に関しては
マロラクティック発酵を意図的に
コントロールし減酸効果を抑えることで対応したドメーヌも多くあったそうです。)

逆に考えると リリースされている
グラン・クリュ、プルミエ・クリュは確実にそれぞれの基準値を越えているとお墨付きを与えらている様なものですし、デクラセされているのなら 特に村名、広域はプルミエ・クリュ、グラン・クリュ畑の葡萄を使用している可能性があり、そう考えると楽しみが広がります。

ドメーヌ ジョルジュ・ルミエの2011年物は近々にプルミエ・クリュのレ・クラを試飲していましたが今回のボンヌ・マール同様 一口目に甘味を感じて非常に飲みやすく美味しい。
酸の蓄えかたは例年とは違うのでしょうがヴィンテージ毎の違いを感じられる楽しいヴィンテージです。

(葡萄のマチュリテから来る甘味や香り、酸味を楽しむためには、全要素のバランスが取れるまでもう少し待った方が良いのかもしれませんけれど・・・)

2009年、2010年と長期熟成に耐えうるヴィンテージが続いた後に早飲みに応えてくれるヴィンテージ。

ブルゴーニュ地方は10年スパンで考えると実にバランスの取れた産地です。

ちびたさんのワイン会 御報告その3・・・

本来のワイン会のラインナップとは違うワインですので試飲感想の詳細は割愛しますが 当日試飲した全ワインのラインナップだけ紹介致します。

参加者の持ち寄りワインとエピからのサービスワインで凄い事になりました。

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シャンパーニュ・・・
ジャック・セロス
ブリュット イニシャル NV 。

クレマン・・・
ドメーヌ ロワイエ
クレマン・ド・ブルゴーニュ。

ヴァンムスー・・・
フルッテル NV 。

ロゼ・・・
ファミーユ ペラン
ミラヴァル ロゼ。

白ワイン・・・
ドメーヌ シュヴァリエ・クレルジェ
ムルソー2000年。

白ワイン・・・
ドメーヌ ファニー・サーヴル
サヴィニー・レ・ボーヌ 2011年。

白ワイン・・・
ジョセフ・ドルーアン
ボーヌ プルミエ・クリュ
クロ・デ・ムーシュ 2004年。

白ワイン・・・
ドメーヌ アンリ・ボワイヨ
AC ブルゴーニュ・ブラン 2012年。

赤ワイン・・・
ドメーヌ ティボー・リジェ・ベレール
ニュイ・サン・ジョルジュ
プルミエ・クリュ
レ・サン・ジョルジュ 2009年。

赤ワイン・・・
フレデリック・マニャン
シャルム・シャンベルタン
グラン・クリュ 2011年。

赤ワイン・・・
シャトー・デュクリュゾー 2011年。

赤ワイン・・・
ドメーヌ ルー・ペール・エ・フィス
シャンボール・ミュジニー 2011年。

赤ワイン・・・
ドメーヌ
コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
シャンボール・ミュジニー2009年。

赤ワイン・・・
ドメーヌ ジョルジュ・ルミエ
ボンヌ・マール グラン・クリュ
2011年。

以上の面々です。

持ち寄りしてくださったK 御夫妻、後輩の駿君、Y さん、Mさん、スタッフの陽子さんありがとうございました。

1月4日ちびたさんのワイン会 御報告その2・・・

あまりにも本数が多くなってしまいましたので 主だったワインのみ紹介させて頂きます。

ドメーヌ ティボー・リジェ・ベレール。

ニュイ・サン・ジョルジュ
プルミエ・クリュ レ・サン・ジョルジュ
2009年。

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2009年ヴィンテージは 2005年とは別の意味で偉大なヴィンテージと言われています。

2005年は葡萄にとって理想的な気候により7月、8月で葡萄に必要な全ての要素が取り込まれ 8月、9月の異例な程の乾燥状態に措かれた各村の畑は水分の蒸発と相まって葡萄に凝縮感を与えました。

一方 2009年の葡萄は色付き始めてから直ぐに十分な酸を蓄えたものだったそうで、熟成期間に蓄積された糖と綺麗に置き換えられ 注意すべきは
マチュリテが進み過ぎない様 収穫の日にちを見極める事だけでした。

既にバランス良く熟成している葡萄でワインを造る場合不足気味に感じるのは「新鮮さ」というか「フレッシュ感」です。

数ある方法の中で
ティボー・リジェ・ベレール氏は 熟成樽の材質、トースト加減でフレッシュ感を与えている様でその試みに成功しました。

試飲してみると既に開いて 甘い香りと中心に通る優しい酸は見事なバランスを見せ、今はピッタリ閉じている2005年を尻目に参加者の皆様を幸せにくれました。

次回ブログに続きます・・・

セパージュとアッサンブラージュ・・・

ワイン会御報告の前に・・・

一部を除くボルドー、極一部の例外的なメゾン、キュヴェを除くシャンパーニュ地方では さまざまな種類の葡萄をアッサンブラージュしてワイン及びヴァン・ド・レゼルヴを造るのが主流です。

ひとつの品種だけですと栽培中のリスクが分散出来ずに自然災害、病害などにより全滅の恐れがあるので、往々にして大規模メーカーは単一葡萄品種での栽培、醸造をなかなか行いません。

日本の国技である相撲の力士が一度に全員同じ飛行機に搭乗してはいけない事と似ていますね。

ボルドー地方では
いちばん収穫が早いメルロー種と
主力品種のカベルネ・ソーヴィニョンとの
収穫日の誤差は1週間から2週間で
どちらかの葡萄が収穫に失敗してもある程度の数量 ワインを造る事が可能になります。

そこにそもそもカベルネ・ソーヴィニョンの原種といわれている病害に強い
カベルネ・フラン(シャンパーニュ地方ではピノ・ムニエがその役目を担っています)を
水増し的にアッサンブラージュしていけば生産本数が壊滅的に少なくなることは無いでしょう。
(毎年安定して出荷出来る所以です)o0681096013182837186
蛇足ですが、ボルドーワインの葡萄品種割合を聞かれたときに即座に答えられない場合が多い理由がここにあります、それこそ毎年配分が違いますから。

(主要品種とそれらのおおよその割合を御答えするに留まっております)

配合品種の不安定さに加え、最近の醸造技術の向上や新しい栽培方法の確立などで 世界中のワインが単一化されてきている今 何のヒントもないブラインドテイスティング等で全てを正解するのはことさら難しい事になりました。

冒頭 リスク回避の為に複数品種を栽培すると書きました。

フィロキセラ以降は その通りなのですが結果的にそれらの葡萄品種同士がお互いの短所を補い、長所を助長している現在の状況を鑑みれば この措置 大成功だったようです。

リスクを侵してまでセパージュの個性を表現したいと造り手に思わせる葡萄品種。

有名どころでは・・・

メルロー、

シラー、

ピノ・ノワール、

シャルドネ。

これらの単一品種だけで造られたフランスワインは往々にして高価ですが その理由・・・
おわかりいただけたかと思います。

ですから 我々ワイン好きは
例えばシャンパーニュ生産者の
生産ラインナップの中に
ブラン・ド・ブランがあると
何を差し置いても飲みたくなってしまうものですし、
ワインリストにブルゴーニュワインがあれば頼んでしまうのです。

1月4日 ちびたさんのワイン会 ご報告 その1・・・

ラインナップに若干の変更はありましたが(更に楽しみなワインになりました)ほぼ予定通りにワイン会を行う事が出来ました。

エピスタッフや参加者の持ち寄りワインを含めるととてつもない本数になりました、他の皆様は幸運でしたね。

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先ずはシャンパーニュ・・・

最近口にする機会に恵まれている
レコルタンマニピュランの間違いなく
トップ5に入るであろう
アンセルム・セロス氏が造るスタンダードキュヴェ “イニシャル”。

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2012年11月30日にデゴルジュマンされたと裏エチケットに記入されています。

澱と長く接触しているとワインに複雑な香りを与え高級感漂う至高のシャンパーニュになると言われています。

その他の恩恵としてスュールリーの状態にあるワインは フレッシュ感が保たれているという事もあるので 逆に澱引きされたシャンパーニュはなるべく早く飲んで欲しいとの旨 生産者のホームページ等に書かれているのを散見します。

澱から分離されたシャンパーニュは、ですからリリース後 早めに飲みたくなるのが心情ですが
当主 アンセルム・セロス氏曰く

「私のワインはデゴルジュマン後(つまりドザージュした糖分が馴染むまで)約2年は待っていて欲しい」

との事なので 今般ベストのタイミングだったと思います。

シャンパーニュの裏エチケットに
デゴルジュマンの日付を書き記す生産者が増えてきましたが 主だった理由は・・・

「市場に出回っている個体の瓶内熟成誤差をわかりやすく知ってもらう為です」

わかりやすく言うと
ヴィンテージが記されていないノンヴィンテージのシャンパーニュは どのブテイユが最新のもので、どのブテイユが既にリリースされていた物なのかはわかりません。

(実は輸入業者はわかるのですが我々一般消費者は知る由もないのです)

同一年に収穫した葡萄以外の
ヴァン・ド・レゼルヴを
アッサンブラージュすると
ヴィンテージ表記が法律的に出来なくなりますから ひとつの策として裏エチケットにデゴルジュマンの日付を記入し いつ頃リリースされたシャンパーニュであるかの答えとしたのです。

(殆どのグランメゾンのトップキュヴェでもデゴルジュマン後2年から3年でリリースしていますから自ずとリリース時期がわかるという理屈です)

また例外もあり ボランジェ社の

”RD“
”レサマンデゴルジェ“
など理想的な8年から10年後リリースなどという途方もないラインナップも存在します。
こちらはそもそも
ヴィンテージ・シャンパーニュなので話が少し違いますが・・・

さて試飲・・・

香ばしいビスケットの様な香りのあとフルーツの余韻。

決め細やかな泡が酸を上手くつつみ込み、骨格を感じながらも喉の奥に滑らかに流れていく様はまさにシルク。

後味に変わっても新鮮さを感じられるのは澱に触れていた期間が短くなかったことを物語っています。

近々でジャック・セロスの
”イニシャル“を2本ほど試飲しましたが

思い返してみても「2012年11月30日」のロットは特に大当りだったようで 私の試飲した同シャンパーニュ史上最良の物だったと思います。

デゴルジュマンの日付から飲み時を考えるのも興味深い事だと思います。

次回ブログに続きます・・・

明けましておめでとうございます・・・

新年最初のワイン会は個人的に友人数名と友人宅でさせていただきました。

楽しみのための会でしたので 詳細は割愛させて頂きますが

次の日のエピワイン会への期待が高まるラインナップでしたので写真を紹介させていただきます。

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7人ともワイン好きなのであっという間に空いてしまいました。

皆様お疲れ様、そして御馳走様でした。