今週も生産者来日に伴い行われた試飲会にお邪魔して参りました。
エピの男性スタッフ2名も同行し約81種のワインをテイスティングです。
普段からエピで使用しているワインの新ヴィンテージ試飲会でしたので、同行スタッフはヴィンテージの違いを如実に感じられたはずです。
以前のこのブログで ”クロ・ヴージョ” は 畑の位置が重要と書きました。
その通りなんですけど、造り手の力量でかなり素晴しいワインを造り上げる事が可能です。
その事を再認識させてくれたのが・・・
ドメーヌ トルトショ 2007年 クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ。
例によって畑の位置を伺うと 国道から中腹部にかけての特別”良い”とされている区画では無い所。
で、この仕上がり。 ワインは飲んでみるまで解りません。
試飲会では毎回新たな発見があります。
今回の試飲会、インポーター各社から来日生産者の名簿というかアナウンスが無かったので、どなたがいらっしゃるのか知らぬまま参加したのですが、会場に入ると 何とビックリ!
私の大好きな ドメーヌ アンヌ・グロ 当主 アンヌ・グロ女史。
ワイン造りでは、葡萄の栽培から醸造、壜詰めまで 素晴しい評価を得ている方です。
日本の木造建築や小津安二郎監督の映画などがお好きな親日家の彼女は、日本でもとても有名ですね。
今回はご主人(ドメーヌ トロ・ボーの家系)と共同制作しているワインのプロモーションでいらしていました。
20代の頃のモデルの様な美しさも素敵でしたが (フランス料理業界には 彼女のワインと彼女のファン が数え切れないくらい居ます) 20年経った今でも とてもチャーミングです。
笑顔で私のたどたどしいフランス語を聞いてくださる優しい振る舞いに感動し、益々彼女のファンになりました。
6月渡仏の際に彼女の経営するシャンブル・ドット宿泊とドメーヌ試飲訪問に予約を申し込んである事を伝えると 大変喜んで下さり、3ヵ月後の再会を約束して会場を後にしました。
インポーターの皆様、生産者の方々 素晴しいワインとお時間を有り難う御座いました!