このインポーター社は
アメリカの
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズもインポートしていて
2011年、
2012年、
2013年物の
シャルドネ、
ソーヴィニョン・ブラン、
カベルネ・ソーヴィニョン、
メルロー等試飲することができましたが、やはり2013年物ですら十分飲みやすく試飲会ではとても好印象でした。
むしろ美味しい。
前回のブログに書きました
1976年「パリ・テイスティング事件」
ブラインドで行われたこの試飲会で
赤ワイン 1位に選ばれたワインが
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズのカベルネ・ソーヴィニョン1973年でした。
採点方法や葡萄品種選抜などアメリカ側に有利なテイスティング大会だったのは
そもそもアメリカワインを紹介するためのコマーシャル的なエキシビション戦でしたので致し方ありませんが
スタッグス・リープに関しては本当に美味しかったのだと思います、
2位3位4位はフランスワインでそれぞれ高得点でしたが
それらから下位のアメリカワインはかなり低い点数に評価されていたので・・・
因みに1位のスタッグス・リープから2位3位4位までのボルドーワインはその採点方法を鑑みれば差が無いのも同然で
なかばアメリカ側に騙された感じで採点することになったフランス人審査員9人は面目躍如といったところでしょう。
アメリカ側からの提案で この時の試飲会の括りは
カベルネ・ソーヴィニョンと
シャルドネでしたので
当時 敢えて負け戦をしなかったアメリカワインは賢明でしたね。
今なら
カレラ・ワイン・カンパニーの
ジョシュ・ジェンセン氏が造る
ピノ・ノワールがかなり良い評価を得るはずですが
そもそもその苗木は氏が栽培を修業した
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの物ですし、
造りは経験を積んだ
ドメーヌ・デュジャックの方法に則っていますからフランスを相手に勝ち負けを競わないと思いますが・・・
ただ単に葡萄を実らせるだけならさして難しく無く育つピノ・ノワール・・・
しかしピノ・ノワールで最高のワインを造ろうと思うと それは並大抵の事ではないようです。
ワイン試飲のタイミングなどのお話を伺うことが出来ました。
ドメーヌ バロン・ド・ロートシルトの
クリストフ・サラン氏と・・・