パリに戻ると・・・


いつもフランスでワインを探してもらっている パリ在住のアンナちゃんと合流。半年ぶりの再会です。

先ずは夕食をと思い、私が20数年前に働いていた事があるビストロ ”シャルティエ” に向かいましたが、なんと50メートルもの行列。

昔から大人気でしたが、今でも凄い人気だったんですね!

仕方ない、ここは諦めて 散歩がてら別のお店を探す事に・・・

土曜日でどこもコンプレ。

ようやく入店出来たビストロは 接客、お料理ともに良かったのですが、ワインリストが寂しく ワインを頼めませんでした。

ここでは食事だけと決め、早々に次なるお店へ移動します。

アンナちゃんオススメで、ワイン好きの方が経営しているお店です。

私が20年前に住んでいた パリ5区。
そのアパルトマンからほど近い場所にお店はありました。

ワインリストがブルゴーニュ好きには堪らないラインナップで選ぶのに《嬉しい》一苦労。

そんな中から選んだワインは、2006年ドメーヌ ドニ・モルテ ”ジュヴレイ シャンベルタン”。

このドメーヌの2005年ヴィンテージと2006年ヴィンテージは2つの意味でとても重要な事は皆様ご存知の通りです。

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遅まきながら、最近 故ドニ・モルテ氏ご子息 アルノー・モルテ氏の素晴らしさに気付きました。

ドメーヌとヴィンテージで選んだワインです。

虎ノ門 ヴァン シュール ヴァンの大畑さんに 「息子さんはお父上の時より 新樽率を抑えている」 と伺っていたので エレガントな仕立てを想像しながら頂くと・・・その通り。

綺麗な酸と 細いけれども ”村名” にしては かなり長い余韻、果実味も備わっていてワンランク上の・・・とは言いませんが、初めて陣頭指揮をとった年とは思えないほど 繊細で良い出来だと感じました。

しかし この繊細さを味わう為には輸送の善し悪しが重要です。

日本に輸出されたロットはいかがだったでしょうか?

その点、6月のフランスならば全く問題無く コストパフォーマンス最高の1本を味わう事が出来ました。

素晴しいワインが揃っている パリ5区 「レンゲ」オーナーの近藤ご夫妻、楽しい時間を有り難う御座います。

そして、仕事も順調な アンナちゃん、付き合ってくれて有り難う!まさかパリで会えるとは思ってなかったので、嬉しかったです。

           また ワイン頼みます!!

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ツーショット写真を撮り忘れていたので、思い出したように 帰り道の別れ際 メトロの通路にて・・・