さて この日一番目のアポイントは、モレ・サン・ドゥニ村の ドメーヌ・ドュ・クロ・デ・ランブレイ です。
正面玄関からでは無く、裏門からお邪魔したので お城の庭園をじっくり眺める事が出来ました。
前方に目を向けると 遠くの扉が開き 総責任者の ティエリー・ブルーアン氏が出迎えてくれました。
そして事務所到着やいなやドメーヌの車で所有畑を廻っていただき、好天のモレ・サン・ドニ村を満喫させていただきました。
ドメーヌに戻ると早速地下カーヴ
にて2011年の樽、2010年、2009年の壜から ”モレ・サン・ドゥニの村名” と ”クロ・デ・ランブレイ グランクリュ”を試飲させて頂けました。
前回のブログで、ニュイ・サン・ジョルジュの一級畑 レ・サン・ジョルジュ が 特級になるかも? と書きましたが AOCのシステムが始まって以来
初めて格上げされたのが、クロ・デ・ランブレイです・・・二番目が フランソワ・ラマルシュの ラ・グランド・リュ でしたか・・・
村名 モレ・サン・ドゥニ 試飲後の感想は、とてもクリアでエレガント、深すぎず、浅くも無いコクと ブルゴーニュワインの醍醐味でもある スッキリとした酸の奥に見え隠れする甘い果実味。
とても美味です。
そして グランクリュ。村名の様に直ぐに飲んで美味しいのではなく しっかりとしたタンニンも併せ持っているので5年後位から本来、ティエリーさんが思い描く姿になるのでしょう。
ブルゴーニュの王道を行く ピノ らしいワインです。
朝、送迎を頼んであったタクシーの遅れで、試飲時間が限られてしまいましたが、とても素晴しい時間を過ごさせて頂きました。
こちらでも ワイン会用に 蔵出しサイン入りで クロ・デ・ランブレイ 2008年を譲って頂きました!お楽しみに!!
ティエリー氏・・・「今日、午後の訪問ドメーヌは?」
と聞かれ
私が・・・「シャンボール・ミュジニー村の ドメーヌ ジャック・フレデリック・ミュニエです」
と答えると
ティエリー氏・・・「送るよ」
と仰って下さいました。
特級畑 ”ボンヌマール” の畑をじっくり見たかったので、徒歩で向かうことにさせて頂きましたが、皆さん本当に親切な方達ばかりです!
ティエリーさん有り難う御座いました!