2ヶ月ぶりのワイン会です。
今回は初参加のメンバーが8割を占めた会で とても初々しく、残りの2割の常連参加者の方々も初心にかえってワインを楽しめたのではないでしょうか。
嬉しい事に予定より参加人数が増えましたので、ラインナップワインのグレードアップが実現です。
友人の井尾さんが 《1998年 ”クラヴリエ”のシャンボール・ミュジニー 1級 ”レ・シャルム”》を差し入れてくれたのと、お客様の黒田さんから頂いた ドイツワイン 《”シュロスグート・ディール” キュヴェ ヴィクトール 》の2本が加わり、計5本になりました。
シャンパーニュは、 《”ペリエ・ジュエ”のノンヴィンテージ》。
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(トップキュヴェはシャルル・マルタン・エミール・ガレの絵入りボトルでご存知の方も多いと思います)
白ワイン・・・前出の《”キュヴェ・ヴィクトール”》。
予告のワイン 《シャサーニュ・モンラッシェ 1級 ”ラ ロマネ”》 が予算増の恩恵により変更。
なんと!
《ドメーヌ・フルーロ・ラローズ 1994年 ”ル・モンラッシェ・グラン・クリュ”》
赤ワイン・・・井尾さんの 《1998年 クラヴリエ シャンボール・ミュジニー 1級 ”レ・シャルム”》。
![o0480064011823873598](http://www.0124epi.com/fcblog/wp-content/uploads/sites/227/2016/03/o0480064011823873598-225x300.jpg)
メインの赤ワイン・・・《ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティー 2007年 ”リシュブール・グラン・クリュ”》。
以上の面々です。
なぜブルゴーニュの会に1本ドイツワインが入っているのか・・・
シュロスグート・ディールの当主 アーミン・ディール氏
(ミシュラン・ガイドと双璧を成すガイド・ブック ”ゴーミヨ”の編集長) は自身が大好きな ブルゴーニュワイン をドイツで造るべく精進なさっている方で、ブルゴーニュワイン好きにも一目置かれているワイナリーなのです。
頂き物のワインですから、大勢で頂いた方が黒田さんも喜んで下さるだろうと思い、皆様に振舞わせていただきました。
ブルゴーニュ好きが高じてワイン造りまでするなんて、尊敬します。
私なんてせいぜいブルゴーニュワインを多く扱うビストロの経営がやっとですから・・・
そう思いながらこの 息子さんの名を冠した”キュヴェ・ヴィクトール”を飲むと より一層美味しく感じます。
実際はブルゴーニュの白とも違うのですが、ドイツワインとも違うので ブラインドで出されたら答えられないかも知れません。
マロラクティック発酵の特徴が出ているともいえるし、ロワール地方の葡萄品種も姿を見せるし・・・難しいです。いや 面白いです!
今回そのようなワインが存在する事をお教えいただき感謝しています。
黒田さん有り難う御座いました!
井尾さんの ”シャンボール1級”はシャンボール・ミュジニー村と云うより、もう少し南に位置する ヴォーヌ・ロマネ村を彷彿とさせる香りと味で14年の経年変化によるものか、そもそもの畑の場所に起因する事か判断に迷いがでます。
何れにせよ この個体は状態が素晴しく、保存の良さが手に取るように解りました。
何本か入手しておきたい1本です。
井尾さんありがとう!
さてメインのワイン 《DRC 2007年 ”リシュブール” グラン・クリュ》の登場です。
![o0480064011823873699](http://www.0124epi.com/fcblog/wp-content/uploads/sites/227/2016/03/o0480064011823873699-225x300.jpg)
仔羊のナヴァランと一緒に頂きました。
オールド・ヴィンテ-ジから新しいヴィンテージまで、この1年間で 5種、7本、 1988年~2007年までの6ヴィンテージのDRCワインを飲みましたが、毎回飲む度に好きになります。
2007年のそれは まだまだ熟成に耐える力強さを持ちながら、わかりやすい美味しさで参加者の方々も満足されていました。
ヴィンテージの特徴か、抜栓のタイミングの問題かわかりませんが、俗にいう DRC香はあまり感じませんでした。
もう1本在庫しているので5年後位に飲んでみたいと思います。
(勿論ワイン会を開いて・・・)
参加者の皆様 お疲れ様でした! 楽しい時間を共有出来ましたことを嬉しく思います。次回 ボルドー グラン・クリュの回でお会いしましょう!