日別アーカイブ: 2012年8月1日

希少ワイン入荷・・・ドメーヌ ユドロ・バイエ・・・ 

毎年オーダーしている希少ワインがインポーター社及び帳合い先のご厚意で今年も入手する事が出来ました。

2ヶ月前ドメーヌにお邪魔した シャンボール・ミュジニー村の造り手 ドミニク・ル・グエン氏が当主をつとめる ドメーヌ ユドロ・バイエ。

o0500033312111210257

2010年 ボンヌ・マール グラン・クリュ
その正規代理店物です。

ただでさえ生産量が少ないワインなのに、2010年は 雹害などに見舞われ 更に生産本数が少ないと ドミニク氏が仰ってました。

事実 ドメーヌのカーヴにはファミリーストックさえ無い状態で、今年は全く扱えないかも?と思っていたのです。

それだけに納品された時は一際嬉しかったです。

ご存知だとは思いますが ピノ・ノワールの多くは瓶詰め後3年~4年で一度閉じてしまうので、今が美味しく飲める最初のチャンスかもしれません。

次に開くのがいつになるのか判りませんから・・・

 

 

t02200293_0480064012111393273

 

2010年 ドメーヌ ユドロ・バイエ ボンヌ・マール グラン・クリュ。

ドメーヌ訪問の際、最も感動したワイン。

見付けたら 迷わず入手です。

デクラセ・・・2004年 ドメーヌ ルロワ ヴォーヌ・ロマネ ・・・

マダム ラルー・ビーズ・ルロワがそうしたのですから、実際グラン・クリュのクオリティではなかったのでしょう。

雹害などにより、随分と早い段階で 各クリマ、リューディ毎の仕込みを断念したみたいです。

“ご病気だったご主人に付き添っていた為、満足な畑の世話を出来なかった” 事も重なり

2004年、ドメーヌ ルロワは一切のグラン・クリュとプルミエ・クリュを出荷しませんでした。

例え収益が例年の3分の1に落ち込むとしても、納得出来なかった作品を特級や1級ワインとしてリリースする事は マダムのプライドというか、責任感が許さなかったのでしょう。

この《ヴォーヌ・ロマネ》村名ワインには、マダムがヴォーヌ・ロマネ村に所有する畑の葡萄がすべてアサンブラージュされています。

わかっているだけでも、《リシュブール》《ロマネ・サン・ヴィヴィン》のグラン・クリュ2つ。

《レ・ボーモン》《オー・ブリュレ》の1級畑2つ。

畑名付きの村名 《レ・ジュヌヴィエール》

値段は1級ワイン並みか、それ以上。

少なくとも デクラセされたワインですから、味わいに対する過剰な期待は禁物です。

でも”リシュブール”や”ロマネ・サン・ヴィヴァン”がアサンブラージュされていると知れば、試してみたくなるのも人情です。

そう思っていた矢先

正規インポーターの倉庫にデッドストック物が1本だけ眠っているとのお話・・・早速 ルロワ担当のS氏にオーダーした所、譲って頂く事ができました。

状態は・・・

ドメーヌ ルロワ から 当時、高島屋に直接納品された品ですから期待が持てます。

 

o0480064012111393071

2006年当時は多く見かけましたが今では珍しいワインになりました。

勿論エピでご注文頂けますので、ご興味が有れば幸いです。

2004年物を最後に飲んだのは5年位前になりますが、その後 どの様に変化しているのか・・・グラン・クリュと1級が造られなかった年の珍しくも楽しみな1本です。