コート・ド・ニュイのグラン・ヴァン・・・


先日親しいソムリエのふたりから素晴らしいワインを御裾分け頂きました。

ドメーヌ
コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ

ボンヌ・マール グラン・クリュ1992年。

シャンボール・ミュジニー
プルミエ・クリュ レ・ザムルーズ
1998年。

ミュジニー グラン・クリュ1995年。

ドメーヌ ドゥニ・モルテ
シャンベルタン・グラン・クリュ
2008年。

私達の世代にとって
シャンボール・ミュジニー村ふたつあるうちのグラン・クリュのひとつ

“ミュジニー”

と言えば

ドメーヌ
コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
のそれでした。

第一に所有畑の面積が最大ということ、
それにともない生産本数が多いという事がその理由です。

80年代 ミュジニー グラン・クリュを
普通に手にいれようとすれば ヴォギュエのそれしか選択肢が無かったといったら言い過ぎかも知れませんが、そんな印象です。

ところが 数多の書籍に詳しいように70年代から80年代後半まで 同ドメーヌは家族間のトラブル等でそれまでのクオリティを保ったままのワインを造ることが難しい状況だったようです。

つまり 私が初めてワインに興味を持った時、ミュジニー グラン・クリュは今ほど思い入れのあるワインではなかったのです。

90年代に入ってから 件のトラブルも一通り収束し、
血脈以外の優秀な人材を採用するようになると このドメーヌはそれまでのネガティヴな風評を短期間で覆すことになります。

長くなりましたので次回ブログに続きます・・・