ドメーヌ ヴァンサン・ルグー テイスティングセミナー・・・


ドメーヌ ヴァンサン・ルグー
当主ヴァンサン・ルグー氏
来日にともない行われた試飲説明会にお邪魔して参りました。

とても若い生産者ですが
ヴォーヌ・ロマネはもちろんのこと、
全ブルゴーニュ、
いや全ワイン生産者を代表する造り手のもとで研鑽を積み、同ドメーヌの

エシェゾー グラン・クリュ、
グランゼシェゾー グラン・クリュの
葡萄栽培担当のみならず、
醸造、熟成、出荷まで経験した氏の手腕は察して知るべしです。

2006年退社後、準備期間を経て
2008年に正式に実家のドメーヌを継承、
自社瓶詰めを開始するに至ったそうです。

独立の初年度にはDRC 社より使用済みの
熟成樽を譲り受けたようで、
ということは
2008年ヴィンテージは
フランソワ・フレール社製の樽での熟成だったのでしょう。

その後は、カデュス社とルソー社の樽を使用することになりますが、
村名までしか持たない氏のドメーヌでは
高価なフランソワ・フレール社製の熟成樽を使用することは、ワインの価格を押し上げることにもなりますので控えているとのことです。

控えめなラインナップですので有名ではないドメーヌですが

メタイヤージュもしくはフェルマージュ等により
プルミエ・クリュ、
グラン・クリュが造れるようになれば評価も正当な物に変わるはずです。

一番造りたいキュヴェは
エシェゾー グラン・クリュ、
グランゼシェゾー グラン・クリュ
だそうです。

テイスティングの結果、

2013年
ジュヴレイ・シャンベルタン村名と、
同じく

2013年
ヴォーヌ・ロマネ村名が秀逸でしたので
購入。

御注文頂けますのでお試しください。

熟成樽を作る為の木材産地として最高峰なのは、
中央フランス、アリエ県
トロンセの森で伐採された
オークということは有名ですが、それ以外にもこだわりのある産地を特徴と共に教えて下さり 大変勉強になりました。

お招き頂いた輸入会社の皆様、
ヴァンサン・ルグー氏に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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