先日お邪魔した某インポート社主催の試飲会でとても興味を引いた有料試飲コーナーがありました。
1850年江戸時代
1907年明治時代
1912年大正時代
1937年昭和初期
のそれぞれマデラワインです。
画像で金額がお分かりいただけると思いますが ブルゴーニュやボルドーのワインでしたらこの価格での販売はあり得ないですね。
マデラはワインの熟成とはまた違った状態になりますから 例えば試飲順序も
最新酒から時系列を遡って試飲するのが違いが如実に感じられて面白いかとおもいました。
マデラワインは
古酒になれば成る程メイラード反応の影響で液体濃度、甘さの度合いが強く感じられますので
(メイラード反応は醤油の変化でしられていますね)
古いヴィンテージから試飲を始めると異差を掴みにくくなります。
(ちなみに 画像のブテイユは勿論最近のもので、1850年江戸時代からこの瓶に入っていたわけではありません。瓶に移すまでは木樽にて保存されていました。
あしからず。)
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。