先日の定休日を利用してワイン会を行いましたので御報告させていてだきます。
ラインナップは
シャンパーニュ
ペリエ・ジュエ ベル・エポック
2007年。
コルトン・シャルルマーニュ
グラン・クリュ 2011年。
赤ワイン
ドメーヌ エルヴェ・ルーミエ
ボンヌ・マール グラン・クリュ
2011年。
赤ワインもう1本
ドメーヌ ユドロ・バイエ
ボンヌ・マール グラン・クリュ
2012年。
参加者からの差し入れワイン
ドメーヌ ジャイエ・ジル
オート・コート・ド・ニュイ
ヴィラージュ 2000年。
以上の面々です。
飲み比べといっても優劣を付けるためのものではありませんから 皆さん気軽に造り手と畑の位置の違い(同じクリマ、異なるリューディー)を楽しんでおられました。
シャンパーニュ地方の2007年は
温暖な冬、
暖かい春という気候に恵まれた年だったそうです。
以前お会いした最高醸造責任者、
エルヴェ・デシャン氏いわく
「夏を思わせる暖かい春がブドウの開花を早め、初夏は降雨により低温だったものの
太陽に恵まれた夏がブドウの成熟を助けたました。
しかしシャンパーニュにとって一番大切なアシディテ(酸)の不足が懸念された年でもありました。」
と仰っていました。
異例な程 例年よりも早い収穫だったのは
葡萄の減酸を避けたかった為でしょう。
さて試飲。
エレガントな爽やかさの為の
クラマン村とアヴィーズ村のシャルドネ。
芳醇で繊細な複雑さを添える
モンターニュ・ド・ランス地域
珠玉のピノ・ノワール、
滑らかさを演出するディジー村の
ピノ・ムニエをアッサンブラージュ。
出荷まで6年の熟成。
一言で言うと バランスの妙。
シャルル・マルタン・エミール・ガレ作
アネモネの装飾ブテイユのイメージそのまま。
そんなシャンパーニュ。
充分な酸と蜜を思わせる香りは収穫のタイミングがベストだったことをおしえてくれます。
以下ブログに続きます・・・