時期は前後してしまいましたが
先日 コルドン・ルージュでお馴染みの
G.H マム社のテイスティングセミナーにお邪魔しておりました。
最高醸造責任者
ディディエ・マリオッティ氏を迎えての
セミナーは2年前にも参加させて頂きましたが、マリオッティ氏は今回も新しいサプライズを我々参加者に魅せてくれました。
専用のサーブルを使わずシャンパーニュグラスのフルート型を使いボトルネックを飛ばすと言うもの。
グラスのステムの所を持ってサブラージュするのは新しい事では有りませんが
このようにグラスの膨らみ部分を持ち瓶の形に沿わせるようにアタックポイント目掛け、結構な勢いでグラスを振り切り 瓶にインパクトを与える方法は未だ見たことがありません。
細い脚の部分が折れないかどうか不安になりますが 私は今のところ上手く行ってます。
以前も書きましたが、サブラージュは
同一のブテイユで3度失敗したら、
新しい瓶に替えて行った方が良いと思いますし、始めから手袋またはトルションのような布は必須です。
(徐々に衝撃を与えられた瓶は6気圧のガスに圧迫され、破裂を招き 破片が四方に飛び散る悪夢に見舞われますので・・・)
とても危険なデモンストレーションですので 御覧になりたい方は 当店に御越しください。
サブラージュの細かな注意点と共に実際に実演させて頂きます。
(ボトルでシャンパーニュを注文していただかなくてはなりませんが・・・)
マリオッティさん、インポート会社の皆様ありがとうございました。