ドメーヌ ジャン・マルク・ミヨ・・・


ニュイ・サン・ジョルジュに居を構える生産者。

ドメーヌ モンジャール・ミュニュレとは親戚関係のドメーヌですので、
とりわけヴォーヌ・ロマネ村の畑を多く所有しています。

このドメーヌは、
グラン・ゼシェゾー グラン・クリュ
も所有していますが
今回はリュー・ディの面白さから
エシェゾー グラン・クリュを購入しました。

エシェゾー グラン・クリュのお手本的造りと云われている
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
と同じリュー・ディを所有し、
その上に更に
エシェゾー グラン・クリュ中最高の区画と謳われている
リュー・ディ エシェゾー・デュ・ドゥスまでをも所有されているともなればワイン好きが興味を持たないわけがありません。

リュー・ディ クロ・サン・ドゥニ
リュー・ディ ラ・プーライエール
リュー・ディ エシェゾー・デュ・ドゥス

から造られるジャン・マルク・ミヨ
のワインは、ブルゴーニュ最大の輸出国であるアメリカでの人気が高くない事もあり比較的入手しやすいです。

つまり日本でも一時期流行った抽出の濃い凝縮した造りではなく、ワイン愛好家が好む
昔ながらの本来のブルゴーニュスタイルの生産者ということです。

この生産者は
クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュも
所有しているので
エシェゾーと
グラン・ゼシェゾーに 良い意味で必要以上に思いを込めておらず
フラジェ・エシェゾー村のワインらしく妙に肩に力が入っていないアエリアンな仕立てになっているところに好感が持てます。

AOC法上はヴォーヌ・ロマネ村のグラン・クリュですが 無理にヴォーヌ・ロマネ村を意識するとフラジェ・エシェゾー村の
テロワールの意味を揺るがす事にもなりかねませんから、
例えばグラン・ゼシェゾーだったら
クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュに近いティピシテを持っている方が土壌的に見ても地理的に見ても自然だと思いますし、

エシェゾーなら同じ理由で
シャンボール・ミュジニー村の
リュー・ディ ラ・コンブ・ドルヴォー的(ミュジニー的)な部分があって然るべきだと思います。o0681096013229502442
御興味有りましたら是非御試しください。