来日にあわせて行われた帳合先試飲会にお邪魔してまいりました。
ヴォルネイの
ドメーヌ アンリ・ボワイヨ
創業から数えて5代目の
当主アンリ・ボワイヨ氏
(ドメーヌとしては3代目で現当主のアンリ氏の祖父アンリ・ボワイヨ氏がドメーヌ部門を立ち上げました。ブルゴーニュでは3代続いて同じ名前の親子、1代飛ばして同じ名前の家族が沢山います。)
2004年までは御父上の名前を冠した
ドメーヌ ジャン・ボワイヨ。
蛇足ですが
ポマールの
ドメーヌ ジャン・マルク・ボワイヨ、
ピュリニーの
ドメーヌ エティエンヌ・ソゼ、
ジュヴレイ・シャンベルタンの
ドメーヌ・ルシアン・ボワイヨ
とは親族関係です。
コート・ド・ニュイに唯一お持ちの畑
クロ・ド・ヴージョはグラン・ゼシェゾーに隣り合っているとても良い区画。
試飲アイテムとして出品がありませんでしたが 気になるキュヴェです。
今年リリースの2012年ヴィンテージから赤ワインについては全て御子息のギョーム・ボワイヨ氏に任せているようです。
試飲アイテムで出品された
バックヴィンテージ
2007年ヴォルネイ プルミエ・クリュ シュヴレが特に秀逸でした。
もうひとかたはモレ・サン・ドゥニの
ドメーヌ・デ・ボーモン
当主 ヴァンサン・ボーモン氏。
残念ながら栽培、醸造責任者の
ティエリー・ボーモン氏はいらっしゃいませんでしたが
得られた情報量は日本代理店のテキストブックのお陰で必要にして充分でした。
コート・ド・ニュイでは珍しい
モレ・サン・ドゥニ村、村名の白ワインを造られている事でも有名なドメーヌですね。
向かって左がアンリ・ボワイヨ氏、右側がヴァンサン・ボーモン氏。
2012年コート・ドール地方を襲った6月、7月、8月の雹害、更には8月中旬の猛暑日などにより 本ヴィンテージ、ブルゴーニュ地方はかつて無いほどの生産量の少なさだそうです。