白ワイン
ルー・デュモン
AC ブルゴーニュ・ブラン 1987年。
仲田さんがエルヴァージュしているワインです。
しかしこれだけ古いブルゴーニュの白ワインを普通にオンリストしているインポーター社はなかなか無いのではないでしょうか?
リスクをかえりみないその姿勢には心底頭が下がります。
状態はとても良く古酒の魅力を存分に携えていました。
赤ワイン1本目が変更になり
ドメーヌ グロ・フレール・エ・スール
エシェゾー グラン・クリュ 2011年。
この日のもう1本の赤ワイン
ドメーヌ アンヌ・グロ
当主 アンヌ・グロ女史のいとこにあたる
ベルナール・グロ氏の造る
フラジェ・エシェゾー村のグラン・クリュ。
AOC 的にはヴォーヌ・ロマネ村のワインです。
リュー・ディは レ・ロアショス。
そもそも葡萄樹の植え替えでかなり長い間造られていなかったグラン・クリュ畑。
葡萄樹がグラン・クリュのクオリティーに達するまではプルミエ・クリュと村名にデクラセされています。
現在も25%はプルミエ・クリュ、全体の半分以上の収穫は村名にデクラセです。
2007年ヴィンテージからはアンヌ・グロさんに畑の約半分を返却しましたので今ではかなりレアなワインになりました。
一族の中でも一番パワフルなワインを造り出すベルナール・グロ氏。
2011年ヴィンテージはコンサントラ・チュー・ド・ムーを使用せずに済んだそうです。
それでいてこの重厚感は葡萄の選別を入念にされたに違いありません。
素晴らしいワインでした。
蛇足ですが・・・
ドメーヌ アンヌ・グロ。
ドメーヌ グロ・フレール・エ・スール。
ドメーヌ ミッシェル・グロ。
ドメーヌ アンヌ・フランソワーズ・グロ(AFグロ)。
の畑は元々ドメーヌを起こした人物
ルイ・グロ氏の所有畑を3代に渡り分割相続していますので 上記ドメーヌの所有グラン・クリュ畑はほとんど隣り合っています。
造り手毎のテロワールの表現の違いを楽しむのに適しているのではないでしょうか?
次回ブログに続きます・・・