コート・ドールのグラン・ヴァンを飲む会 ご報告その5・・・


ドメーヌ カミュ ぺール・エ・フィス

シャルム・シャンベルタン・グラン・クリュ 1998年。

当主 ユベール・カミュ氏。

「昔からなにも変えずに同じようにワインを造っている。変わらないし 変える必要もない。」

どのワイン誌のインタヴューでもそう仰っています。

ドメーヌ カミュ ぺール・エ・フィスのワインは当店でも年間を通してオンリストしているのですが それはバックヴィンテージも豊富にリリースされますし、安定感も備えているからにほかなりません。

私がまだ若かりし頃 シャンベルタン グラン・クリュを初めて自分で買った(買えた)のも
リーズナブルにリリースしてくれているこのドメーヌのおかげなので今でも感謝の念は忘れていません。

ユベール・カミュ氏の温厚で実直な人柄がワインに表れているからでしょうか
一度オーダーされたお客様のリピート率も高くワイン愛好家なら誰でも一度は飲んだ事があるドメーヌだと思います。

抜栓後の変化の早さだけがネックとの声もありますが だからこそ短期決戦のワイン会、大人数での食事会、ファーストインプレッションが大切なプロ向けの試飲会で好印象なのだと思います。

今回の個体は状態がとても良く 超一流生産者のワインに挟まれても存在感が薄れる事はありませんでした。

飲むといつでも懐かしい気持ちになるワイン。

本日も2000年ヴィンテージのボトルを2本ご予約頂いております。

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次回ブログに続きます。