コート・ドールのグラン・ヴァンを飲む会 ご報告・・・


シャンパーニュ・・・
クリュッグはマルチ・ヴィンテージでも
このクオリティなのかと驚きを隠せませんでした。
方向性が違う造りなので比較は難しいですが
炭酸の滑らかさ香り 余韻は他の2社の印象を薄くしてしまう程のインパクト。

圧巻です。

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ドメーヌ フルーロ・ラローズ
プルミエ・クリュ
クロ・ド・ラ・ロクモール
2011年。

親しくしていただいているドメーヌの白ワイン。

華やかな果樹味が印象的。
毎ヴィンテージ相当数抜栓しているワインなので2011年のポテンシャルの高さをあらためて感じました。

ブラインドワイン一本目。
カーヴ オージェ
オート・コート・ド・ニュイ
2009年。

オート・コート・ド・ニュイというと
コート・ドール北側半分で収穫された葡萄なら何処の村の葡萄でも使って良い と思われがちですが
違います。

オート・コート・ド・ニュイ ヴィラージュならAOC法上は村名格ですから

Fixin フィサン

Brochon ブロション

Prissey プリセー

Comblanchien コンブランシアン

Corgoloin コルゴロアン。

がオート・コート・ド・ニュイ ヴィラージュを名乗れます。

一方今回のオート・コート・ド・ニュイは
地方名格の場所指定ワインですので指定産地は

Arcenant アルセナン

Bevy ベヴィ

Chaux ショー

Chevannes シェヴァンヌ

Collonges-les-Bevy コロンジェ・レ・ベヴィ

Curtil Vergy キュルティル・ヴェルジイ

Echevronne エシュヴロンヌ

L’Etang Vergy レタン・ヴェルジイ

Magney-les-Villers マニイ・レ・ヴィレ

Marey-les-Fussey マレ・レ・フュセ

Messanges メサンジュ

Meuilley ムイエー

Reule Vergy ルール・ヴェルジイ

Villars-Fontaine ヴィラール・フォンテーヌ

Villars la Faye ヴィラール・ファイエ

以上の村です。

そしてこのワイン、正式にはフランス国内でのみの販売ですが 独自に平行輸入している酒販店が結構ありますね。

3択での出題でしたのでヒントはありませんでした。

正解者の皆様は誇らしげに賞品のカンヌ映画祭公式シャンパーニュ パイパー・エドシックを飲んでらっしゃいましたね。(笑)

以前このブログでもご紹介しましたが このワインの来歴をもう一度。

廃墟と化していた
世界遺産の「サン・ヴィヴァン修道院」修復の為の寄付金集めを目的としてDRC 社が栽培、醸造、販売している白ワインで
パリのワイン・ショップ

「カーヴ オージェ」と

「ラ ヴィーニャ」

のエチケット名義で出荷されています。

とても丁寧に造られたワインでDRC 社の中では一番手頃な価格ですから見つけられたら試してみてはいかがでしょうか。

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次回ブログに続きます。