寒暖差・・・


収穫前に大事なのは日照時間、大量の雨が降り続かないこと など多岐に渡りますが見落とされがちなのが夜間の温度です。

夜、温度が下がらず 暖かいままですと
光合成が出来ない夜間に昼間蓄えた糖が植物の代謝により消費されてしまい、
好ましいアルコール度数が期待できません。

つまり 低温で 代謝を抑えないといけないわけです。

しかし霜が降りたりすれば甚大な被害を被りますので低すぎるのも考えもので14℃から16℃くらいが良いとされていて葡萄品種、土地によって若干違いがあります。

ワイン法で葡萄畑には人為的に水を撒けませんから 全く雨が降らないのもこまりものですし、自然を相手にするということは、ワイン造りを考えるとき 随分と大変なことなのだと痛感させられます。

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素晴らしく実ったシャルドネ種の葡萄。