ワイン好きが ワインを飲みたくて入ったレストランで 先ずオーダーする飲み物は 十中八九 間違いなくシャンパーニュです。
メニューに生ビールが有ろうが無かろうが、グラス売りでシャンパーニュが有るならそれを注文します。
(フランス国境を掲げている店舗で
グラスシャンパーニュを置いてないとしたら その店では ワインを飲むのを控えても良いと思います)
それくらい
フランス料理とシャンパーニュは
密接な関係にあります。
ハリウッド映画では、女性を誘うとき引き合いに出されるのは
バーガンディーワイン
(ブルゴーニュワイン)が圧倒的ですが、
ヨーロッパ映画では、主人公が男性でも女性でもシャンパーニュで誘いますね。
「シャンパーニュが冷やしてあるけど 今から飲みに来ない?」
良く聞きます。
そして 誘いが成功すると 夜のうちに半分くらい飲み、残りは翌朝。
となるのですが、
その朝 フルートグラスに注がれたままの シャンパーニュにまだ泡が残っていたら・・・
それは高級シャンパーニュの証しです。
丹念に造られたシャンパーニュは
きめ細やかな泡が驚くほど長続きするのです。
コーラやビール、シャンパーニュ製法で造られていない発泡性ワインだったら そうはいきませんね。
映画の中に登場するアルコールとしては、恐らく一番多く利用されている、フランス シャンパーニュ地方で製造されている発泡性ワイン。
シャンパーニュ。
劇中 酒屋店主とのやり取りで、シャンパーニュを購入した主人公に対し
「何かお祝い事ですか?」と聞いているシーンを何度か見たことがあります。
日本でいうと
「鯛の尾頭付き」か
「御赤飯」ですね。
有名なところでは、
「プリティウーマン」
「タイタニック」
「カサブランカ」
「月の輝く夜に」
「めぐり逢えたら」
「おしゃれ泥棒」
「麗しのサブリナ」
一連の007シリーズ。
などのスクリーンの中で、印象的に使用されています。
共通していえることは、どの場面も全て幸せなシチュエーションでシャンパーニュが登場しているところでしょうか。
お祝いのお酒なんですね。基本的に。
トム・ハンクス、
デンゼル・ワシントン主演の映画
「フィラデルフィア」 では 悲しい場面での
シャンパーニュ登場でしたが、
安いカリフォルニア産
スパークリング・ワインと
高級シャンパーニュ
ドン・ペリニョンの使い分け方に
センスを感じずにはいられませんでした。
お祝い事が別段無くても、
シャンパーニュを飲むと華やかな気持ちになります。
色合い、口当たり、風味、喉越し、余韻。
全て兼ね備えた飲み物 シャンパーニュ。
相手を元気付ける為に開けるのも良いですね。
エピのハウスシャンパーニュ2種類。