18日はかねてから楽しみにしていた シャンパーニュ・メゾン 《ポル・ロジェ》のテイスティング・セミナーにお邪魔してきました。
元社長のパトリス・ノワイエル氏と次期社長のローラン・ダルクール氏が参加者を出迎えてくれました。
試飲アイテムは次の通りです。
アッサンブラージュは ポル・ロジェ ファミリーとセラーマスターだけで決められる 門外不出の伝統調合。
(この一年で何度もエピのハウスシャンパーニュとして、お世話なっているキュヴェです)
《リッシュ・ノンヴィンテージ》
“ドザージュ”は1リットル当たり34グラムとかなり甘口で、アヴァン・デセールと併せるというよりも、このシャンパーニュ自体がデセールです。
《ピュア・ノン・ヴィンテージ》
こちらはうって変わって”ノン・ドザージュ”。凄くシャープな仕上がりで、葡萄のニュアンスがストレートに表現さています。
《ブリュット・ヴィンテージ 2002》
2002年収穫の葡萄のみで造られています。
アッサンブラージュは”ノン・ヴィンテージ”のそれと同じで伝統の方法に則って行われています。
《ブラン・ド・ブラン・ヴィンテージ2000》
2000年収穫のシャルドネ100%で造られた私の大好きなシャンパーニュ。
アタックが強く、食前はもちろんの事、食中に存在感を発揮するタイプのシャンパーニュです。
《ロゼ・ヴィンテージ 2004》
ポル・ロジェはロゼ・シャンパーニュを”セニエ”ではなく”アッサンブラージュ”で造っているようです。
「色が綺麗に仕上がるので」
とパトリス・ノワイエル氏が仰っていました。
最後は、このメゾン トップの
《キュヴェ・サー・ウイストン・チャーチル 2000》
現行ヴィンテージの1999年は数本抜栓していて、そのクオリティーの高さは存じ上げていましたが、来月リリースされる最新ヴィンテージは 勿論 初体験ですから 市場より一足先に試飲する幸運に預かり光栄です。
ピノ・ノワール主体のリッチで豊潤な芳香は1999年と似ていますが、シャープな酸をより多くたくわえていて2000年ヴィンテージの冷涼だった収穫前の30日を思わずにいられませんでした。
以上の7本。圧巻です。
ところで”ルミュアージュ”を手作業で行う事で有名なポル・ロジェですが、
聞くところによると 4人の動瓶専門職人が居て、一人あたりの1日の割り当てノルマはなんと5万本!・・・
4日~7日間行うらしいです。
気が遠くなります・・・
事前に用意していたプレステージ・シャンパーニュの《キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル》を持ち込みまして、お二人のサインを頂戴し 記念とさせて頂きました。
ローラン・ダルクール氏は、私が持参したサイン・ペンがお気に召したらしく、興味津々でしたので、差し上げたところと とても喜んで下さいました。
こちらこそ 高価なシャンパーニュを試飲させていただきありがとうございます!
右がパトリス・ノワイエル氏。
中央がローラン・ダルクール氏。
正規代理店のジェロボームさんお招きありがとうございました。