日別アーカイブ: 2013年1月7日

2013年、明けましておめでとう御座います・・・

皆様、本年も宜しくお願い申し上げます。

2013年1月4日に行われた 毎年 春、夏、冬の3回行っている恒例の 「ちびたさんのワイン会」及び「新年会」のご報告です。

今回参加人数の関係で1アイテム1本では足らず、2本づつ、物によってはマグナムボトルでの対応となりました。

ラインナップは・・・

シャンパーニュ 2本、とても久し振りの
《テタンジェ》ノン・ヴィンテージ。
故ミッテラン元仏大統領時代にフランス公式晩餐会で振舞われていたシャンパーニュ。蜜の後味と、黄色いフルーツのイメージがとても爽やか。軽すぎず重くない絶妙のバランス。
白ワインは、2ドメーヌ4本。

《ドメーヌ シモン・ビーズ》
2010年 サヴィニー・レ・ボーヌ・ブラン
1級 “オー・ヴェルジュレス”。
去年還暦を迎えた パトリック・ビーズ氏、余裕の造り。

因みに<ドメーヌ シモン・ビーズ>のワインは世界で初めて宇宙で飲まれたワインです。
《ドメーヌ コルディエ》
2010年 プイィ・フュィッセ “ヴィエイユ・ヴィーニュ“。
(ブラインド・テイスティング)
クリストフ・コルディエ氏の造る深い白ワイン。
赤ワイン、4ドメーヌ 、マグナム・ボトルを含む7本。

《ドメーヌ マルキ・ダンジェルヴィル》
ヴォルネイ 1級 “シャンパン” マグナム・ボトル 2005年!
次に閉じたら、その後10年は待たないといけなくなるかも知れません。
《ドメーヌ シモン・ビーズ》
2010年サヴィニー・レ・ボーヌ・ルージュ
1級 “オー・ヴェルジュレス“。
本当に今直ぐ飲んでも素晴しい造りだということが判ります。
《ドメーヌ ティボー・リジェ・べレール》
2010年 オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ。
(ブラインドテイスティング)
このドメーヌの ニュイ・サン・ジョルジュ 1級 レ・サン・ジョルジュは常に高評価です。
広域ワインはインポーター試飲会の際一目ぼれ、ケース買いです。
《ドメーヌ ジョルジュ・ルミエ》
モノポール 2009年モレ・サン・ドゥニ 1級 “クロ・ド・ラ・ブシェール”。
クリストフ・ルミエ氏のワインの中では壜詰め本数も多く、一番入手し易いのではないでしょうか。

ボンヌ・マールに程近いモノポールのそれは好立地に加え、醸造所までも車で数分の舗装された道なので収穫後の葡萄も傷みにくいです。

 
予算的にはもっと自由に選べたのですが、「同じ造り手、同一ヴィンテージで2本」という制約がありましたので、条件に合う中でのラインナップです。

今回のワイン達の楽しむべき所を要約すると、

「同一1級畑の ピノ・ノワールとシャルドネの テロワールとの関連性」

「良年の優良生産者によるマグナムボトルのゆっくりとした熟成具合の確認と飲み頃の見極め」

「グランクリュの畑を持たずして世界的名声を得た若い生産者による広域ワインのポテンシャル」

「有名な村とトップキュヴェの影に隠れてしまい正当な評価をなかなか得る事が出来ない一流ドメーヌ、モノポールの1級畑 再認識」になるでしょうか。

何れにしても、新年を飾るに相応しい面々です。

難しい表情を見せたワインは一本も無く、全てのワインが閉じる前か、1回目若しくは何度目かの開きを見せていて、抜栓タイミングの良さを実感しました。初参加の方々もお気に召していたようで ホッと一安心です。

一人あたりボトル一本の計算ですが、皆さん全員本当にお強くて・・・流石ですね。

因みに、ブラインド・テイスティングの結果ですが、私の後輩が造り手を正解してました。

駿君おめでとう!

ワイン会の最中に撮っていた画像データが全て飛んでしまい、手元に残った空瓶2本のみの写真です。

あしからず・・・

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皆様お疲れ様でした!