マリアージユ・・・


先日、型の良い《オマール海老》と《上海蟹》が入荷ましたので、ご予約頂いたお客様にワインと合わせた特別メニューを御用意させていただきました。

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こういったオーソドックスな食材にはクラシックなソースが良く合います。

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ソース ベアルネーズ。
エストラゴンの香りが食欲をかきたてます。

ワインは ドメーヌ コルディエ 《プイィ・フュィッセ “ヴィエイユ・ヴィーニュ” 2010》

 

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ブール・クラリフィエの余分な脂肪分を落とした繊細な味わいと、マロラクティック発酵したシャルドネには、白身の魚もさることながら、オマール海老 等 甲殻類が一段上の相性を示します。

足りない酸はレモン、白ワインヴィネガーで補い、エストラゴンの香りをワインの余韻と合わせます。

アリゴテ種や、シャブリの様な酸のしっかりしたワインを合わせても 良いのですが、強い酸だけでは澄ましバターのソースに負けてしまいそうです。

もし グラン・クリュの葡萄の畑を所有していたなら、確実に世界的名声を手に入れる事が出来る クリストフ・コルディエ氏のワインは、作る料理にも力が入ります。

(写真を撮る時間が無く、失念しました)