「2007年からタンニンの抽出を控えめにした」
と ドメーヌ 当主 ジャン=ルイ・シリュグ氏がインタヴューで仰ってました。
方向性を変換したということです。
これは大変な事なのです。
今までの顧客を失うかもしれないのですから・・・
2007年ヴィンテージには、その変化が見えにくかったですが 2008年ヴィンテージでは、明らかにエレガント路線にシフトされていました。
昔ながらの凝縮感の有るブルゴーニュスタイルを残しながらの華麗なるシフトアップです。
ドメーヌ ロベール・シリュグ・・・
AC ブルゴーニュ ルージュ 2008年。
とても人気のあるドメーヌでなかなか手に入らないと思いますが、お薦めの一本です。
6月渡仏の際、ヴォーヌ・ロマネ村に在るドメーヌにアポイントメント無しだったのですが、一か八かで試飲のお願いをした所、とても親切な対応をして下さりました。
当方の日程が合わず 泣く泣く断念しましたが、次回ブルゴーニュへ行く楽しみが一つ増えました。
帰国後 2010年ヴィンテージを試飲しましたが、以前からの このドメーヌ愛飲者も納得の仕上がりで、方向変換は見事に成功したようです。