今週から怒濤の試飲会シーズンに入ります。
生産者を招いての会も多いので、とても楽しみです。
既に春頃から私共レストラン業界には2010年ヴィンテージが出回っていますけれど、本格的に一流ドメーヌが日本向けに出荷するのはこの時期、つまり涼しくなってから・・・
6月に渡仏の際、日本用に壜詰めされた出荷待ちのワイン達を全てのドメーヌで確認することが出来ました。
(日本が)暑い時期を避けての出荷です。
以前このブログでご紹介した11月解禁のボージョレ・ヌーヴォー。
2012年間物は
8月位からインポーター各社よりオファーがあり、人気の少量生産ボージョレはこの時期に確約を取り11月に入手します。
人気ドメーヌの希少ワインを手にいれるには早めの判断が必要です。
今年エピではごくごく少量生産で地元ボージョレのレストラン等で愛飲されている 造り手のヌーヴォーを発注しました。
ドメーヌ フランク・ジュイヤール。
ボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォー キュヴェ スペシャル 2012
1~2年後、いや それ以上でも美味しく飲めるヌーヴォーで、口にした瞬間に低収量、厳しい選果であることがわかり、丁寧な手作業が目に浮かびます。
取り扱えるのは今年が初めてですが、2年前からフランク氏のヌーヴォーを試飲していて、その品質の高さは承知していますので、今から2012年の仕上がりがとても楽しみです。
ワインが好きと仰る方の中には、ボージョレ ヌーヴォーのイベントというか このワインに対してネガティブな考えをお持ちの方も多いかと思います。
しかし新酒を飲むということは、一年半~二年後にリリースされる、つまり今年収穫された葡萄の出来をいち早く味わうための御祭りですから、先ず私達 ワイン好きが大いに楽しみましょう!
11月15日解禁です。