日別アーカイブ: 2012年1月15日

DRC ロマネ・サン・ヴィヴァン・・・

ちょうど1週間前に抜栓したばかりの 2007年 DRC ロマネ・サン・ヴィヴァン。

幸運なことに、その 2004年物を抜栓、試飲する機会に恵まれました。

2004年の ロマネ・サン・ヴィヴァンは DRC 特有の圧倒的な個性は見受けられませんでしたが、「ビオデナミの強さを持った物凄く美味しい ヴォーヌ・ロマネ村のワイン」である事にかわりは無く さすがに「一流」の前に「超」が付くドメーヌは オフ・ヴィンテージと言われている年でも並々ならぬ腕を見せ付けてくれます。

(あと3~4年はボトルの中で元気に力強いままでいてくれそうです)

抜栓直後からグラスに注いで1時間位までは特に大きな変化は無く、2時間を経過した辺りから複雑味が現れたように思います。

2004年と2007年・・・

収穫年が3年違うだけではない、方向性の違いを感じました。

他の生産者にも言えることですが、良し悪しは別にして2004年が例外的なのでしょう。

とにもかくにも 「マレ・モンジュ」の表示が有るこの2本を ブラインド・テイスティングして

「同じ畑で、同じ造り手、違うのはヴィンテージだけ」 と言い当てられる人は・・・恐らく居ないと思います。

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因みに DRC のラインナップ7種 全て栽培は ビオデナミ です。

ご存知無い方が多いらしく(興味が無い?)ご説明すると皆様驚かれます。

高橋ご夫妻、素晴しいワインを有り難う御座いました!